保育内容
クラス編成
年齢区分 | クラス名 | 保育方針 |
0歳児 | めだか組 | 保育者と子供との一対一の関係を大切にし、愛情豊かな関わりにより情緒の安定を図ります。安全な環境のもとで生活します。 |
1歳児 | ぺんぎん組 | のびのび遊べるような環境づくりをしています。保育者との信頼関係から自分の気持ちを安心して表すようになります。 |
2歳児 | らっこ組 | 生活に必要な習慣が少しずつ身につくようにしています。友達と一緒に遊ぶ楽しさが徐々に体験できるよう援助しています。 |
3歳児 | かもめ組 | 保育者や友達とふれあいながら安心して自分のしたい遊びに取り組みます。自分の感じたこと、思ったことをいろいろな方法で表現します。 |
4歳児 | いるか組 | 友達とのつながりを広げ、異年齢や集団で活動することを楽しめるようにしています。 |
5歳児 | くじら組 | 人とのかかわりの中で日常生活に必要なことばや態度を身につけ、主体的に行動できるようにしています。 |
学習へのプロローグとして
3歳児 |
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4歳児 |
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5歳児 |
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学習内容
0歳児
気持ちがいいがはじめの一歩/にんげんとして育つ基礎ができるとき
生まれたときから感覚器官は育っていきます。
そしてそれは脳の発達、全身の発達に大きく影響します。
人間の感覚の原点は「気持ちいい・気持ちわるい」です。
だからこそ、感覚を育てるために必要なことを援助していきます。
- 見るもの
本物の草木や小動物など自然なものをたくさん見ています。 - 聞くもの
静かな環境で目と目を合わせながら保育士がたくさん語りかけたり、お歌を歌ったり、子どもの身体に触れる手遊びや、わらべ歌をうたいます。 大きな音ではなく、小さい音の音楽を聴きます。 - 触れるもの
保育士が手作りしたおもちゃや、布製のもの、月齢に合わせたおもゃであそびます。毎日消毒をし衛生管理を行っています。
食器は、高強度磁器食器を使用しています。
哺乳瓶は、各家庭で使用しているものを持参しいただき、殺菌庫にて保管します。 - 味わうもの
こども一人ひとりの発達に合わせて離乳食を進めていきます。
すりつぶしたものだけでなく食べやすいように形や大きさを工夫しています。手づかみで食べることで、自分で食べる意欲を育てます。
手づかみで食べるこは目や手指にもいい刺激となります。
哺乳瓶からコップを使用して飲めるように援助します、唇の刺激は食べることにつながっていきます。 - 遊び
体をうごかし、声をたてて笑い、そしてお腹をすかせて、いっぱい食べられるように生活します。
腹ばいで遊べるようになったら、手でつかめるもので遊び、お座りができるようになったら、お外で「砂遊び」、はいはいができるようになったら、「園庭」で遊んだり、「手作り滑り台の斜面や階段」を登ったりして、「足の親指が」地面を強く蹴ることができるように援助していきます。
蹴る力がつくことによって中枢神経を通じて言語や、知的な発達へとつなげて行きます。
1歳児
じぶんで!/自我の誕生・拡大と模倣のとき
直立2足歩行、道具の使用、言葉の獲得など、一人の自立した「人間」として歩みだす時です。
「自分で」と自分からやろうとする気持ちも現れ、自分の要求を通そうと駄々をこねるのも1歳児の姿です。
大人や年上の子がする日常の活動をじっと見てまねをしながら力をつけていく頃です。
多くのことに触れられるように援助していきます。
「自分で」と自分からやろうとする気持ちも現れ、自分の要求を通そうと駄々をこねるのも1歳児の姿です。
大人や年上の子がする日常の活動をじっと見てまねをしながら力をつけていく頃です。
多くのことに触れられるように援助していきます。
- 幼児食を手づかみからスプーンを持って自分で口に運びます。
こどもひとりひとりの食事のしかたにあわせて援助していきます。 - 室内だけでなく外遊び、お散歩などをたくさんします。
- お絵かき、製作、歌、手遊び、楽器、リトミックなどを楽しみます。
- 洋服の着脱を自分でできるように援助します。
- 便器やオマルで、おしっこやウンチができるように援助します。
2歳児
いや!もっと!/自我の充実と確立のとき
けんかも、すぐに止めるのではなく、見守りながら十分に体験することを大切にしています。
仲間の中で、自分も自己主張しながら、同じように自己主張する相手がいることを認識するようになります。
「ばか」・「もっと」・「いや」など、大声で泣いたりしながら考えるチャンスができ、ゆずったり、我慢したりすることを覚え、「ありがとう」などの言葉を実感として味わえるように援助します。
大きなものを押したり、引いたりすること、段差のあるところから飛び降りたりすることなど、安全面に配慮しながら,全身の力を出してできる活動をたくさんしていきます。
仲間の中で、自分も自己主張しながら、同じように自己主張する相手がいることを認識するようになります。
「ばか」・「もっと」・「いや」など、大声で泣いたりしながら考えるチャンスができ、ゆずったり、我慢したりすることを覚え、「ありがとう」などの言葉を実感として味わえるように援助します。
大きなものを押したり、引いたりすること、段差のあるところから飛び降りたりすることなど、安全面に配慮しながら,全身の力を出してできる活動をたくさんしていきます。
- スプーン、コップを使って食べ、おはしにもなれていきます。
- 洋服の着脱を自分で行い、たたんでしまえるようになります。
- トイレットトレーニングを行い、パンツをはけるようになります。
- ごっこ遊び、外遊び、お散歩などたくさんからだを動かしてお友だちと一緒に遊びます。
- お絵描き、製作、折り紙、粘土、歌、手遊び、楽器、リトミックなどを楽しみます。
- のり(ふのり)を使うこと(指先の使いかた)も経験します。
3歳児
ぼくが・わたしが/なかまとともに
3歳児は、強く自分をぶつけていく時期で、てこずる年齢ともいえます。
また、仲間との遊びが楽しくなる時期でもあり、仲間との関わりが増す分、自分たちで解決する言葉を持ち合わせていないので、けんかも頻繁になります。
この時期のけんかは成長に欠かせません。「イヤ」は、子どもの成長の証です。
「イヤなことはイヤ」と言えるような、十分な自己主張を保障してあげたいものです。
「三つ子の魂百まで」といわれるように、3歳児は幼児期でもとりわけ大切な節目の時期です。
また、仲間との遊びが楽しくなる時期でもあり、仲間との関わりが増す分、自分たちで解決する言葉を持ち合わせていないので、けんかも頻繁になります。
この時期のけんかは成長に欠かせません。「イヤ」は、子どもの成長の証です。
「イヤなことはイヤ」と言えるような、十分な自己主張を保障してあげたいものです。
「三つ子の魂百まで」といわれるように、3歳児は幼児期でもとりわけ大切な節目の時期です。
4歳児
むずかしそうでもやってみよう/自信と誇りをもって
仲間の中で、十分自己主張してきた子どもたちは、次に仲間を意識し相手のことを考えるようになっていきます。
他者を意識し、自分を語る時期です。「ぼくが使ってたけど貸してあげる」とか、「むずかしいけどがんばってみる」という姿が見えるようになります。
また、じゃんけんを理解できるようになり、鬼ごっこなどルールのある遊びのおもしろさがわかる時期でもあります。
仲間の中で自分の感情をコントロールできる自制心も見え始め、遊びを通して仲間との結びつきが強くなります。
他者を意識し、自分を語る時期です。「ぼくが使ってたけど貸してあげる」とか、「むずかしいけどがんばってみる」という姿が見えるようになります。
また、じゃんけんを理解できるようになり、鬼ごっこなどルールのある遊びのおもしろさがわかる時期でもあります。
仲間の中で自分の感情をコントロールできる自制心も見え始め、遊びを通して仲間との結びつきが強くなります。
5歳児
力を合わせて/自治と創造のとき
これまでに培ってきた力を基礎にしてさらに飛躍していく時です。
自分たちでいろいろな当番の分担など、相談しながら役割を引き受けあうこともできるようになり、みんなで決めたことを守ります。
怒られるから守るのではなく、守ったほうがもっとすばらしいことができることを、体験をとおして知っていきます。
自分たちでいろいろな当番の分担など、相談しながら役割を引き受けあうこともできるようになり、みんなで決めたことを守ります。
怒られるから守るのではなく、守ったほうがもっとすばらしいことができることを、体験をとおして知っていきます。